カテゴリ:飲食店開業ブログ / 投稿日付:2026/05/08 16:22
前回、ダクトルートが確保できなければ飲食店は作れないとお話ししました。
まあ、やりようはあるのですが。。。基本的にはというお話です。
では、実際にどれくらいのスペースが必要なのでしょうか。今回はダクトサイズの目安と、設計の考え方を解説します。
■業態によって必要なダクトサイズは異なる
ダクトのサイズは、厨房内で発生する煙・熱気・蒸気の量(排気量)によって決まります。
カフェ・軽飲食:必要排気量 1200立米~約2,000立米 ダクトサイズ 250×400ミリ
居酒屋(海鮮系など):必要排気量 約3,000〜4,000立米 ダクトサイズ 300×450ミリ
居酒屋(フルスペック):必要排気量 約5,000〜6,000立米 ダクトサイズ 450×600ミリ
■設備は「売上から逆算」して設計する
設備は、目標とする売上・提供能力から逆算して設計するべきです。どれだけお客様にお越しいただいても、料理の提供スピードが追いつかなければ、クレームの原因になります。
その機器が決まれば、必要なダクトサイズも決まります。物件を選ぶ前に、この逆算ができているかどうかが、成否を分けるポイントになります。
■隣地との間隔、最低ラインは300ミリ
ダクトは断面積が確保できれば、ある程度薄型にすることも可能です。ただし、どの業態であっても隣地境界線から300ミリ以上のスペースは確保したいところです。
■物件を見るときのチェックフロー
1. 何をいくら売るか(業態・売上目標)を明確にする
2. 必要な厨房機器を洗い出す
3. 必要な排気量・ダクトサイズを把握する
4. 物件の隣地境界線を確認し、ダクトルートが確保できるか判断する
というフローで流れていきます。
どんなにいい立地でも、どんなに素敵な内装でも、心臓部分である厨房が弱いと
結局売り上げを見込むことが出来ません。(または、瞬間最大風速時は売り上げもあがるのかもしれませんが、長続きはしませんね。。。
お店選びは、こういった目線で見ていただきたいです!




