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第7回:電気容量の確保 ― 動力と電灯、そして大家さんとの交渉
カテゴリ:飲食店開業ブログ  / 投稿日付:2026/05/08 17:37

今回はでんきのお話です。

物件選びで見落とされがちなポイントのひとつが、電気容量です。設備が揃っても、電気が足りなければ機器は動きません。

家庭用と店舗用、電気の種類が違う

一般家庭では「単相100ボルト(電灯)」を使用しています。店舗でも電灯は使用しますが、業務用エアコン・大型冷蔵庫・スチームコンベクションオーブンといった大型機器には、より大きな電力が必要です。そこで使用するのが「動力(三相200ボルト)」です。

電灯と動力に機器を振り分ける

設計の段階で、導入する機器を電灯と動力に振り分け、それぞれ必要な電力容量を算出します。これは設計士に依頼する作業です厨房さんにも確認が必要ですね。算出した容量をもとに、ビルの管理者(大家様)へ確認を取ります。

居ぬき物件の場合

居ぬきの場合、既存の電気設備をそのまま流用できるため、基本的にはクリアできることが多いです。ただし、確認作業は必須です。将来的に新規設備の導入を検討した際、容量が不足していれば計画を断念せざるを得なくなるケースもあります。カフェの居ぬきで重飲食だとなかなかハードルが上がりますね。

電気容量が足りない場合はどうするか

一軒家の場合:電力会社から電線を引き込むことで容量を増やせる場合があります。
中小ビルの場合:ビル屋上にキュービクルを設置してもらい、ビル全体の電気容量を引き上げてもらう交渉が可能な場合があります。最近は、動力をブーストしてくれる分電盤もありますね。
パン屋さん御用達のメーカーさんです。
パン屋さんに限らず、重宝しますね。

電気容量に関する役割分担(A工事)

電気容量の確保は、基本的には大家様の責任範囲(A工事)です。が、これはあくまでも建前というか。。。大家さんだって、カフェに入ってもらえれば出費が減るのであれば、無理して設備工事しなくてもよいですものね。
なんだったら、飲食お断りとか。
これは、致し方ないのですよ。

いずれにせよ確認事項として覚えていて損はありません。。。

ここまで、店舗を決める際の確認事項(設備面で)をお話してきましたが、いかがでしょうか?
普段接しない用語もたくさんありますし、とまどうことも多々あるのではないでしょうか?

弊社では、こういったアドバイスも無償でご提供しております!!


 

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